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bear-snowです。
対象期間に厳選した記事をまとめておきます。
※バナー広告等が多いサイトもありますので、アクセスする際にはご注意ください。
上記サイトより引用
いいタイミングで株を売るには。初心者でもまねできるルール:株式投資の基礎レッスン5
安値で買い、高値で売るのは「健全なひねくれ者」?
株は、安値で買い、高値で売ると利益が得られます。これは言うのは簡単でも、実際にやるのは難しいことです。なぜか? 日経平均に連動するインデックスファンドで考えてみましょう。
日経平均が安くなっている時に買うということは、不安材料が増え、悲観を言う人が増えている時に、買うということです。高くなっている時に売るということは、好材料が増え、楽観を言う人が増えている時に、売るということです。世の中のムードに流されない「健全なひねくれ者」でないと、安値で買い、高値で売ることはできません。
世の中が明るくなると株を買いたくなり、世の中が暗くなると株を売りたくなる「素直な人」は、どのように売り買いのタイミングを判断したら良いのでしょうか。
ひとつ、オススメは「つみたて投資」です。給与天引きで、毎月一定額(たとえば1万円)を、コツコツと投資していけば、ムードに流されずに、安いところでも買い続けられます。ただし、「つみたて投資」は、買い方として優れていますが、この方法では、売り方はわかりません。
もうひとつ、オススメの売買方法があります。買いだけでなく、売りのタイミングを考えるのにも参考になる方法です。退職金などで、一定のまとまったお金が手に入ったときに使ったらいい方法です。
それは、私が、過去25年間、日本株のファンドマネージャーをやってきたときに、実際にやってきた売買方法です。とても簡単な方法なので、まねしようと思えば、誰でもできます。
ファンドマネージャー時代に実際にやってきたシンプルな売買のルール
今回、ご紹介するのは、私が運用を担当していたある公的年金ファンドで実際にやっていたアセットアロケーション(資産配分)のリバランス(変更)ルールです。
まず、そのファンドが、どこで日本株を売り、どこで日本株を買ったか、見てください。
このファンドでは、青矢印をつけたところ(2007年4~6月)、日経平均が1万8,000円をつけた時、日本株を売り、国債を買いました。当時は世界的に景気が良く、私は、「日経平均はまだまだ上がりそうなのに、ルールだから仕方ない」と渋々、日本株を売ったのを覚えています。
赤矢印をつけたところ(2008年10月)、日経平均が1万円から8,000円割れまで下がった時は、複数回にわたり、国債を売却し、日本株を買い増ししました。この時、私は、「日本株は下がり過ぎ」と考えていましたので、株を買っていくことに違和感はありませんでした。ただし、ルールがなければ、あそこまで大胆に買い増しを続けることはできなかったと思います。
それでは、そのファンドに定められていたリバランスのルールを、説明します。そのファンドは、国内株と国内債券に投資するファンドでした。投資比率は時価ベースで、国内株40%・国内債券60%と決められていました。このファンドには、以下のようなリバランスのルールが定められていました。「時価ベースで組入比率が、5%以上基準から離れた時、組み入れを基準の方向に戻す」というものです。それだけです。
どういうことか、具体的に説明しましょう。仮に100億円のファンドの運用を、国内株式40億円・国内債券60億円でスタートしたとします。スタート時点で、株の組み入れ比率は40%、債券の組み入れ比率は60%です。
その後、国内株式で+25%、国内債券で+1%のリターンが得られたとします。すると、国内株式は50億円、国内債券は60.6億円に時価が増加しています。合計すると、ファンドの時価総額は、110.6億円に増えています。ここで、時価ベースで組入比率をはかり直すと、国内株式は45%に上昇、国内債券は55%に下がっています。基準となる組入比率(株40%・債券60%)より5%かい離したことになります。
ここで、リバランス・ルールが発動されます。ファンドマネージャーは株を売り、債券を買わなければなりません。実際、2007年4~6月に、このルールが発動され、私は日本株を売り、国債を買いました。当時、日本株に強気だった私が、日本株を売ることができたのは、リスク管理のためのリバランス・ルールに従ったからです。
逆に、日本株が大きく下落し、日本株の組入比率が35%以下になると、リバランス・ルールによって、日本株を買い増ししなければなりません。2008年10月、リーマンショック後に日経平均が急落する局面で、このルールは複数回にわたって発動されました。
私がそのファンドを運用していたのは、2003年から2013年までですが、日本株組み入れ比率の引き下げ・引き上げについて、大きな間違いをしないで済んだのは、リスクをコントロールするための適切なリバランス・ルールがあったからです。私が日経平均の先行きを予見する能力があったからではありません。
個人投資家はどうやったら良いか?
この簡単なリバランス・ルールは個人投資家でもまねしようと思えば、まねできます。どうすればいいのでしょう?
簡易にするため、運用対象とするリスク資産を日経平均インデックスファンドだけで説明します。次の(1)から(4)の手順でリバランスを行います。
(1)投資金額を決める
まず、日経平均インデックスファンドを長期的にいくら持つか、基準となる投資額を決めてください。仮に100万円として、説明します。次に、日経平均インデックスファンドの時価ベースの保有額の下限と上限を決めます。基準となる投資額のプラスマイナス20%くらいがいいと思いますので、下限を80万円、上限を120万円とします。
(2)投資を開始
まず、日経平均インデックスファンドを100万円買います。
(3)大きく下がった時のリバランス
日経平均が20%下がると、投資金額は時価ベースで80万円となります。さらに下がると、時価評価額が80万円を下回ります。保有額の下限は80万円と決めていますので、ここでリバランスルールが発動されます。日経平均インデックスファンドを20万円買い増しして、投資額を100万円に戻します。
(4)大きく上がった時のリバランス
逆に、日経平均が20%以上、上昇し、時価ベースで120万円を超えてくるときは、売る必要があります。保有上限を120万円と決めているからです。日経平均インデックスファンドを20万円売って、保有金額を100万円に戻します。
リバランスは、一気に20万円やらないでも、とりあえず10万円だけやるというルールでも構いません。自分にとって、やりやすいルールを決めていただければ良いと思います。
以上(1)から(4)のシンプルなルールに従うだけで、私が実際に年金の運用で行っていたようないいタイミングでの売買ができるようになります。
個人投資家にとって、むずかしいことは、自分にとって長期的に保有すべきコアとなる投資金額がいくらか決めることだと思います。今まで、そのような考えがなかった人は、今日から、決めてみたら、いかがでしょうか。
Myつぶやき
私が感銘を受けまくった2021年5月5日の記事です(何度も更新されている記事だと思います)。
あまのじゃくの私が一番ハマったフレーズが「健全なひねくれ者」でした。これだけで心をぐっと鷲摑みされました(^^ゞ。
この記事を読んでからリバランスの重要性に気づき、最初はこの投資法通りに実践していました。ただ、「大きく下がった時のリバランス」だけがなかなか上手くいかず、ここだけカスタマイズをして、「含み損があるときに毎日積立をする」というマイルールを決めてからは、投資が上手くいくようになりました。
マイルールの根底にあるのはこの「リバランス・ルール」で、この記事を無料で公開している窪田真之さんにはとてもとても感謝しています!
上記サイトより引用
資産3000万円を運用する人の「あるある失敗談」とは? リターンより“リスク重視”の声も【アドバイザーナビ調べ】
アドバイザーナビは、「金融資産3,000万円の運用方法」についての調査を実施した。投資家の男女49名に聞いている。(中略)
投資先選定で重視するのはリターンよりも「リスク回避」
まず、運用している金融商品を聞くと、「株式」が51.0%で最も多く、ついで「投資信託」が28.6%となった。その他、「外貨建て債券」「ファンドラップ」など、多様な商品があげられた。
投資先を選ぶ時に重視していることとしては、「安定性(リスク)」が46.9%でトップに。ついで「収益性(期待リターン)」が38.8%となり、リターンよりもリスクを抑えることを優先する傾向がうかがえた。
資産運用の目的は「老後資金準備」が約6割
運用の主な目的としては、「老後資金準備」が57.1%で圧倒的に多く、以下「資産拡大」が24.5%、「生活費の補填」が16.3%と続いた。
また、運用時に想定している投資期間は「10年以上」が46.9%で半数近くを占めており、長期的な視点で資産形成に取り組む人が多いことがわかった。
資産運用の失敗は「高値掴み」「損切りできなかった」
運用時に目標にしている利回りを聞くと、「4~6%未満」が36.7%で最も多く、「2~4%未満」が32.7%、「2%未満」が14.3%と続いた。また、過去1年間の実際の運用成績を聞くと、「±5%未満」が42.9%で最多となり、マイナスとなっている人は少数派だった。
最後に、資産運用の失敗談を聞くと、最も多かったのは「高値掴み」と「損切りできず」だった。「高値掴み」とは、人気が出て価格が上がっているときに買い、その後の下落で大きな損失を出すこと。また、「損切りできず」とは、「いつか価格が戻るはず」と期待して保有した結果、さらに損失が拡大することを指す。
Myつぶやき
ふむふむ。
「過去1年間の実際の運用成績を聞くと、「±5%未満」が42.9%で最多となり」…。
この1年間の地合いだともう少し運用成績は良かったと思っていました。リターンよりも"リスク重視"だからですかね。
上記サイトより引用
「俺のお金なんだから」退職金2,000万円をFXに投じた65歳夫。半年後、〈残高8万円〉の明細と情けない夫を前に63歳妻が告げた「痛恨のひと言」
「俺が稼いだ金だ」夫のプライドが招いた老後の亀裂
長年勤め上げた会社を、この春定年退職した佐々木明彦さん(65歳・仮名)。退職金として振り込まれた額は、2,000万円。通帳に並んだゼロの数を眺めながら深い感慨に浸ったといいます。一方、妻の静子さん(63歳・仮名)からは「これからのお金のこと、一度ゆっくり話しませんか」と提案が。しかし明彦さんは「大丈夫だ、俺に考えがある」と取り合いません。自分のなかで「退職金=40年近く働いてきたご褒美」という強い思いがありました。
「仕事なんて、楽しいことよりもツラいこと、大変なことばかりじゃないですか。その頑張りに対しての退職金。他人にとやかく言われたくなかった、というのが正直な気持ちです」
ある日、明彦さんは資産運用の相談に行きます。「この2,000万円を、効率よく増やしたい」という明彦さんの相談に、担当者はまずリスクの比較的低い投資信託をいくつか提案しました。言われるがままに、まずは500万円分を購入。しかし、担当者の話はそこで終わりませんでした。
勧めてきたのは「FX(外国為替証拠金取引)」。少ない元手で大きな利益が狙えるという話ではあったものの、良くない噂も聞きます。しかし、あまりの熱量で話す担当者に、次第に気持ちが高揚していきます。
「退職金を元手に、一攫千金も夢じゃないかもしれない」
取引を始めると、最初は数万円の利益が出て、明彦さんはすっかり気を良くしました。しかし、相場が大きく変動すると、事態は一変します。あっという間に含み損が膨らみました。「取り返さなければ」。その一心で、次々と資金を投入。担当者からの電話も、次第に「追加の証拠金が必要です」という厳しい内容に変わっていきました。
そして半年後。食卓に置かれた一枚の取引明細を前に、明彦さんは言葉を失いました。あれほどあった2,000万円の資産は、わずか「8万円」にまで減少していたのです。
血の気の引いた顔で呆然とする夫を、静子さんは静かに見つめていました。そして、ゆっくりと口を開きます。
「もう、あなたとの未来は見えません」
「退職金も、あなたの人生も、あなたのものですから別に構いません」
「どうぞ、これからは何でもお1人でなさってください」
その日を境に、二人の間に会話はなくなりました。静子さんは、明彦さんの分の食事を作ることも、洗濯をすることもやめました。家庭内別居の始まりです。自分のことはすべて自分でするように――。あまりにも厳しい妻の宣告だったのです。
Myつぶやき
「退職金=40年近く働いてきたご褒美」…。
「退職金を元手に、一攫千金も夢じゃないかもしれない」…。
FXを勧める担当者が一番良くない気もします…。
上記サイトより引用
認知症による金融資産凍結は他人事ではない…リスクに備える4つの選択肢
証券会社には代理人制度がなかった
一方、証券会社ではこれまで銀行のような代理人制度がなく、取引は原則として本人のみが行える仕組みでした。そのため、本人に判断能力の低下が見られると、売却も解約もできず「資産はあるのに動かせない」問題が指摘されていました。
こうした課題に対応するため、日本証券業協会は2024年9月に「家族サポート証券口座」の制度枠組みを整備しました。これは新しい法律に基づく制度ではなく、民法上の任意代理契約(委任契約)を活用した自主ルールです。
仕組みとしては、証券口座を持つ本人が信頼できる家族などと公正証書で委任契約を結び、その契約内容を証券会社に届け出ることで、本人の判断能力が低下した後でも代理人が一定の取引を継続できるようにするものです。(中略)
資産凍結リスクに備える4つの選択肢
長生きの時代には、資産を「運用しながら取り崩す」こと、すなわち資産寿命を延ばす工夫が欠かせません。
認知症になった後の資産凍結リスクに備えるためには、
・任意後見制度
・家族信託
・銀行の代理人制度
・証券会社の家族サポート証券口座
といった複数の選択肢を、家族や専門家と相談しながら組み合わせるのが理想です。
Myつぶやき
「家族サポート証券口座」…。
使うべき人(家族?)にまだまだ認知されていない気もします。
上記サイトより引用
「意識的な退職」すべき人って? 転職→独立したFPに聞く、成長に効く転職メソッド
一時期、話題となった言葉に「静かな退職」というものがありました。
会社を辞めるわけではないけれど、特に上昇意欲を持つわけではない──淡々とタスクをこなすだけで、やる気もあまりない人たちを「静かな退職」と呼んでいます。
仕事を楽しめればそれは幸せなことですが、仕事は金を稼ぐ手段と割り切って働くのも選択のひとつだと、私は思っています。誰もが役員や管理職をめざしてがむしゃらに働く必要はないからです。
「静かな退職」で困るのは会社のほうです。会社は社員の能力を伸ばし、やる気を引き出す努力を求められる、というのが「静かな退職」問題の本質だと思います。
「静かな退職」という言葉がバズった反動なのか、その対義語のようなかたちで最近話題になっているのが「意識的な退職」です。
こちらは働く個人に目線を合わせて、「『静かな退職』、なんて言わないで、どんどん飛び出してキャリアアップしていこうぜ!」みたいなメッセージです。(中略)
今の会社に「違和感がある」なら転職を考えよう
あなたがもし今の会社の仕事、あるいは環境について違和感や疑問を抱いているなら、「静かな退職」ではなく「意識的な退職」の道を選んでみてください。(中略)
幸いにして今は、人材不足の時期ですから好条件の仕事が見つかる可能性は十分にあります。具体的には3つの条件を検討してみて、1つチェックが入るなら転職を考えてみましょう。
2つ以上チェックが入る状態は緊急を要する事態と考えて「意識的な退職」を考えてみるといいでしょう。
条件1:仕事の内容・やりたいこと
仕事の内容に魅力がなく、自分の成長が見いだせない場合、これは十分に転職の動機となりえます。(中略)
条件2:人間関係
職場でハラスメントが恒常的に生じている場合、改善を期待するより他社に移ったほうが個人の有限な時間の有効活用になります。(中略)
条件3:報酬
3つ目の、そして最大の要件は、やはり報酬(給与や賞与)です。年収が低い場合、意識的に転職活動するべきです。(中略)
今の会社に、あえて「しがみついたほうがいい」こともある(中略)
意識的な退職、素晴らしい選択だと思いますが、人生にはあえて、とどまってみたほうがいいときもあります。たとえば以下のような状況です。
1:プライベートが不安定な状態にあるとき
プライベートにおいて、余裕がなく仕事に集中できる状態でない場合は、今の会社に居続けたほうが基本的にはいいでしょう。たとえば以下のような状況には当てはまるなら、今の会社のまま有給や育休、介護休などをフル活用する選択肢もあります。(中略)
2:今の仕事から得られるものがありそうなとき
仕事において、上司からあるいは業務内容から学びや経験を得ようとしているタイミングは、無理に飛び出す必要がありません。(中略)
3:転職しても、今以上の年収が望めないとき
「静かな退職」を蹴って転職をするとしても、大幅な年収減になる場合は、これも「意識的な退職」にする必要がありません。(中略)
自分にプラスになる「意識的な退職」をしてみよう
「意識的な退職」というフレーズには計画性も含まれています。なんとなく、勢いで辞めるのではありません。自分なりのキャリアパスがあって転職を決めるわけです。
自分のキャリアにとってプラスになる転職、そして生涯獲得賃金を増やせる方向での転職を「意識的」に考えてみてください。
今の会社を飛び出してみたら、「仕事の世界は大きく広がり」、「職場の人間関係も高め合い尊敬し合う空間で」「年収も大幅増」とくれば最高です。それはあなたの決断で手に入るものなのです。
Myつぶやき
「自分にプラスになる「意識的な退職」をしてみよう」…。すごい記事ですね。
「条件1:仕事の内容・やりたいこと」「条件2:人間関係」「条件3:報酬」のうち2つ以上チェックが入る状態の時は「意識的な退職」を考えてみるといいでしょう???
結構な人が当てはまる気もします…(^^ゞ。
投資方針については極力変更せず、マイルールを遵守して運用していきたいと思います。
